10/25(火曜日)

足利工業高校野球部
16:30～20:00

筋力学講座
・筋肉の動きについて
筋肉は能動的に二つの動作のみできます。
ひとつは縮めること、そしてもうひとつの動きは・・・?
伸ばすとつい答えた人は筋肉学徒とは言えませんね
もう一つの動きとは緩めることです。
筋肉は縮めること、緩めることのみしかできないのです。
意外と伸びると思われてる人も多いのではないのでしょうか～

関節を動かす時は縮んでいる筋肉と緩んでいる筋肉があるお陰で柔軟に動くのです。
主働筋が緊張し、その反対の筋肉拮抗筋が緩むことで関節の可動性が存分に発揮されるというわけです。

例えばボールを投げる動作での主働筋(貢献度の高い筋肉)は肩関節内旋筋群である肩甲下筋、大胸筋です。
この時に拮抗筋である肩関節外旋筋群の棘下筋、広背筋が緩んでいる状態でなければスムーズに関節の可動性を作り出すことはできません。

しかしこの脱力させることは意識して行いにくい動作なのです。

筋肉を緊張させることは容易に出来るようですが、この脱力が難しいんです。

脱力を作り出すトレーニングと出力発揮の動力原である筋肉をつける❗

出力と脱力のハーモニー

この両輪を強化してこそ本当のアスリートのメソッドとなります。



実践講座

・サイクルトレーニング

本日はサイクルトレーニング1週目



喝！！
サイクルトレーニング1週目で負荷が軽い分、気持ちも軽い❗

6週目で最高記録を見越して、今日のトレーニングをやらんかーい❗

緊張感無さすぎだぞ❗

6週目に必ず成功させる!!この思いが強ければどんなに軽い重量であってもきっちりと決めるはずだ❗

今日の体感重量、精度、柔軟性、リズム等あらゆる点に意識を向けてメインセットまで仕上げて行くこと

ウォームアップセットはただの筋肉を暖めるだけのものではないのだぞ！！

だからウォームアップという名前が俺は嫌いなんじゃ❗この名称だからこそ手を抜いてしまう要因なのだろう❗

もっとウォームアップセットの意識を変えて臨むべし❗

全体的にフォームはよい傾向である。
さすがに普段から週に2～3回練習計画の中にワークアウトが導入されているだけのことはあります。



これからの課題はウォームアップセットの意識をメインと同じ意識で臨むことが出来ればもっとレベルアップできるだろう❗



塵も積もれば肉となる

|　アスリート養成　|　2016-10-25 Tue