2013年04月08日
インナーマッスルも高負荷でね
ブログ
筋肥大させる為には、なぜ高い負荷でのトレーニングが必要なのでしょうか?
この理由についてお話させていただきます。
昨日もインナーマッスルを鍛えるには・・・でも触れましたが、例えインナーマッスルであっても筋肥大を効率的に促進させるには2大ストレスが必要です。
高い負荷が筋肥大に必要な理由
高負荷トレーニングは2大ストレスのうちの物理的ストレスにあたります。
この物理的ストレスに焦点を絞り説明いたします。
高負荷でトレーニングをすることにより筋肉が破壊されます。筋線維は死んでしまいます。
その壊死した筋線維はタンパク質分解酵素によりアミノ酸に分解され溶けていきます。
そして血中アミノ酸濃度が高くなった結果、脳下垂体より成長ホルモンが分泌されて
筋肉の材料として再生し肥大していきます。(もちろんしっかりと栄養と休養がとれて合成優位になれば筋肥大します。その逆も然り)
それともう一つの理由
高負荷でトレーニングをすると速筋線維を動員します。
そこでおさらいです。
筋線維の種類
速筋線維タイプⅡb (白色)
・収縮速度が速く、発揮される筋力は大きいが疲労しやすい。
・運動強度の高い運動時に活動する性質。
・スプリント走、跳躍競技などのアネロビック【無酸素運動】な運動種目に適している筋線維。
・柔らかい性質
中速筋線維タイプⅡa(桃色)
・速筋線維と遅筋線維の中間の機能をもつ。
・柔らかい性質
遅筋線維タイプⅠ(赤色 酸素を取り込むミオグロビンという赤いタンパク質を多く含むため)
・収縮速度が遅く、発揮される筋力は小さいが疲れにくい。
・エアロビック【有酸素運動】な発揮能力に優れている筋線維。
・脚の筋に遅筋線維の割合の多い人ほど、最大酸素摂取量の多いことが知られています。
・硬い性質
速筋と遅筋の割合は個人差や部位差があるが平均的にはおおむね5:5と遺伝的にほぼ決まっています。運動など環境的要因でもある程度変化するが変化は大きなものではないです。
サイズの原理
筋肉が収縮するとき、筋線維の使われ方に特定の順序があることがわかっています。筋力を発揮して運動をするとき、まず運動神経細胞が小さく、細く、遅筋線維を支配している小さな運動単位から動員されます。
さらにもっと大きな力が必要なときには、さらに大きな速筋線維を支配する運動単位が動員されます。「解りやすく説明すると」まず遅筋線維(タイプⅠ)から動員され、次に中速筋線維(タイプⅡa)、速筋線維(タイプⅡb)線維の順に動員されます。
速筋線維を増やすことが筋肥大にとっては最も近道なのです。
高負荷で筋トレを行なうことで、遅筋も速筋も全ての筋線維を動員することが最良の筋肥大トレーニングです。
インナーマッスルも遅筋線維のみではないはずです。速筋線維もインナーマッスルには存在します。
世間ではインナーマッスルを鍛えるには,軽い負荷でトレーニングを行なう風潮がありますが・・・どうも私には理解できません。
ILOVE高負荷低回数
ターゲットファミリーのみんな~惑わされないでね
この理由についてお話させていただきます。
昨日もインナーマッスルを鍛えるには・・・でも触れましたが、例えインナーマッスルであっても筋肥大を効率的に促進させるには2大ストレスが必要です。
高い負荷が筋肥大に必要な理由
高負荷トレーニングは2大ストレスのうちの物理的ストレスにあたります。
この物理的ストレスに焦点を絞り説明いたします。
高負荷でトレーニングをすることにより筋肉が破壊されます。筋線維は死んでしまいます。
その壊死した筋線維はタンパク質分解酵素によりアミノ酸に分解され溶けていきます。
そして血中アミノ酸濃度が高くなった結果、脳下垂体より成長ホルモンが分泌されて
筋肉の材料として再生し肥大していきます。(もちろんしっかりと栄養と休養がとれて合成優位になれば筋肥大します。その逆も然り)
それともう一つの理由
高負荷でトレーニングをすると速筋線維を動員します。
そこでおさらいです。
筋線維の種類
速筋線維タイプⅡb (白色)
・収縮速度が速く、発揮される筋力は大きいが疲労しやすい。
・運動強度の高い運動時に活動する性質。
・スプリント走、跳躍競技などのアネロビック【無酸素運動】な運動種目に適している筋線維。
・柔らかい性質
中速筋線維タイプⅡa(桃色)
・速筋線維と遅筋線維の中間の機能をもつ。
・柔らかい性質
遅筋線維タイプⅠ(赤色 酸素を取り込むミオグロビンという赤いタンパク質を多く含むため)
・収縮速度が遅く、発揮される筋力は小さいが疲れにくい。
・エアロビック【有酸素運動】な発揮能力に優れている筋線維。
・脚の筋に遅筋線維の割合の多い人ほど、最大酸素摂取量の多いことが知られています。
・硬い性質
速筋と遅筋の割合は個人差や部位差があるが平均的にはおおむね5:5と遺伝的にほぼ決まっています。運動など環境的要因でもある程度変化するが変化は大きなものではないです。
サイズの原理
筋肉が収縮するとき、筋線維の使われ方に特定の順序があることがわかっています。筋力を発揮して運動をするとき、まず運動神経細胞が小さく、細く、遅筋線維を支配している小さな運動単位から動員されます。
さらにもっと大きな力が必要なときには、さらに大きな速筋線維を支配する運動単位が動員されます。「解りやすく説明すると」まず遅筋線維(タイプⅠ)から動員され、次に中速筋線維(タイプⅡa)、速筋線維(タイプⅡb)線維の順に動員されます。
速筋線維を増やすことが筋肥大にとっては最も近道なのです。
高負荷で筋トレを行なうことで、遅筋も速筋も全ての筋線維を動員することが最良の筋肥大トレーニングです。
インナーマッスルも遅筋線維のみではないはずです。速筋線維もインナーマッスルには存在します。
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| アスリート養成 | 2013-04-08 Mon
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